蕗は感謝の思い出

今日11月22日は「いい夫婦」の日だそうです。
片野宅はどうでしょう・・・夫婦ふたり生活なのでまあまあ仲良しかな?とは思いますが、それが「いい夫婦」なのかどうかはわかりませんねぇ(笑)

さてお話しはかわって
今が旬でないのはわかっちゃいるけど、「蕗(フキ)が食べたい!」と思っておりました。

先日、スーパーで見つけた時には、「ぁぁあったぁーー!」と叫びました(もちろん心の中で)。

さっそくウキウキとフキの下拵え。
ちなみに私が買ったのは愛知早生(あいちわせ)フキ。

蕗の美味しさがわかったのは、野菜嫌いだったはずの子供のころのこと。

キャベツやレタスすら涙目で食べていた私が何故に?と思うかもしれません。
初めて蕗を口に入れた記念すべき日を今でも鮮明に覚えております。

年齢の離れた従姉が結婚をして神戸で生活していたのですが、そこに遊びに行ってごちそうになった「まぜご飯」に入っていたのです。

お邪魔する前に母とかわした約束事がありました。
「出されたものは必ず残さずいただくこと」と、ちょっとどころか・かなり私にはハードルが高いお約束でした。

でもお姉ちゃんには会いたいしお家にも行きたい!という子供らしい欲求をおさえられず「うんうんうんうんうん!絶対守る!」と誓った私。

母は夫の姪である彼女の手料理に、食べ物の好き嫌いの激しい私という子供がケチをつけるような無礼があってはならぬと本当に心配していたようでした。

そして迎えた当日・・・なぜだったか覚えていませんが母はいなくて、父とふたりで従姉宅へ。

高野豆腐とフキがメインで人参と薄揚げとゴボウは少な目に入れた具材を炊き合わせたもの。
それを炊きたてのご飯に混ぜた「まぜご飯」と「三つ葉とハマグリのお吸い物」と「だしまき玉子」が登場したときには、<頑張って食べなきゃ。約束したし・・・>と思った私ですが、なんと、ぜんぜん頑張らなくてもよかったのです。

蕗の香しきまぜご飯が美味しすぎて、おかわりしたほどだったから(笑)
とっても美味しいお昼ご飯の思い出です(従姉に感謝!!)

食後のデザートのケーキも目がうるうるするほど美味しかった!

そのときからです。
あのころはまだ春にしか出番がなかった「蕗」が私の好物になりました。
従姉のまぜご飯のおかげで私の「食」が向上したと後々の語り草になったほどです。
なんせ、フキが入れば高野豆腐も人参もゴボウも敵ではない!ということに・・・(突撃!)

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