この世界の片隅に生きている

昨日のヤーン(小林)と同じくお墓参り以外なんの予定もなかった片野です。
なので、読書三昧あるのみでした。
でも、ヤーンはエライヤーンと思います!ちゃんと六甲山に絞り出すブログネタの思い出づくりにいって・ネ…(笑)

昨夜の京都の大文字の送り火が終わると夏もようやく終盤を迎えます。
そして、今朝の涼しさにびっくり!
確かめると気温は25度。間違ってエアコンのスイッチをいれたのかと思ったほど(笑)

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青い空に浮かぶ雲、空気も澄みきった感じで、気持ちよく庭にでていたら蚊の朝食のえじきになりあちこち刺されてしまいました、油断したぁ…。
「ぶぅぅん〜ごちそうさまぁ」の声が耳をよぎりました。

さて、今の時期になるといつも手に取り読み返す本の話題です。
以前のブログでこの本が大好きだとお話ししたことがあるのですが、こうの史代さんの原作漫画「この世界の片隅に」が今、日曜劇場でドラマ化されています。

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一昨年、アニメーション映画として上映され、その時も「見に行きたい!でも…」という気持ちがありました。
この「でも…」の部分は私が勝手に作り上げた登場人物それぞれの声の印象があまりにも強すぎて、そぐわないとがっかりするんじゃないかという臆病な思いから。

2011年にも一度、終戦記念スペシャルでドラマ化されています。
この時は深い理由もなくうっかり見逃したのですが、今回の日曜劇場は正座して観ています。

なぜだろう?? 
人が演じるのであれば、漫画とストーリーは同じでも、もしかしたら全く違うものとしてあまりこだわりなく受け入れて観ているのかもしれません。
ただ、映画とドラマも好いけど、やっぱり原作漫画もぜひ読んで欲しいなと思います。

この本の隅々にある細やかな日常がものすごく心に沁み渡るのです。登場人物も全員好ましい。
「戦争」という我々にとっての非日常が「日常」であった時代を知る…これは今の生活のありかたを見つめなおしたり、様々なことへの感謝の気持ちを新たにできるから、片野はこの漫画が手離せません。。。

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