平安時代の建築と文化

おはようございます。河島です。

先日、ふらっと宇治まで行ってきました。
神戸の自宅から、1時間半高速を走れば着きました。随分と近く感じますね。

待ち合わせをしていたのですが、かなり早く着いてしまったので、世界遺産の平等院に行ってみました。
車からでると、びっくりするほど暑く(この日は37度でした)暑さに弱いわたしは、平等院につくまでの道のりで熱中症になりました。

さて、鳳凰堂は池の中の小島のような場所に建てられた美しい建物です。

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建物中央には阿弥陀如来像があり、こちらが仏師定朝の確証ある唯一の遺作であり、寄木造の極めて貴重なものです。近くでまじまじと見ても、どこが継ぎ目か全くわかりません!逆光なのでわかりませんが、阿弥陀如来像の顔の部分が見えるように、壁に穴があいているんですよ〜。

阿弥陀如来を囲う壁面には浮き彫りの菩薩像が52体あります。阿弥陀如来と共に来迎する菩薩像を表したものと言われていますが、こちら52体が全て国宝です(内半分はレプリカで本物は展示室に保管してあります)。楽器を演奏していたり、踊っていたりと様々なポーズをしていて、とても細かいです。

また、壁に描かれた絵は極楽往生の際の9つの階級を表していて、これが下の下から上の上まであるそうです。実際は格子状になった壁の向こう側にあり、暗くてよく見えませんでした。

本殿に入館するには別途入館料が必要で、一回あたりの見学人数が限られています。お姉さんが丁寧に説明してくださるので、ぜひ入って見た方が良いと思います。

帰り道は宇治茶を頂いて帰りました。
たくさんのお茶屋さんがあるのですが「将軍家御用」とデカデカと書かれたお店でいただきました。お茶請けのお団子も大変美味しかったです。

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せっかくなので、抹茶も買って帰りましたよ。昔茶道を習っていたので、また始めたいな〜とぼんやり思ったのでした。

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