ナツヤスミガ、オワル

20180828
 
さて、こちらの本は著者、伊勢英子さんの「マキちゃんの絵にっき」です。

画家であり、絵本作家の伊勢さんが保育園に通う娘・マキちゃんの幼き日々を描いた本です。
これは18年前の発刊本ですが、大きくなったマキちゃんからの手紙が新たについた新刊本もでています。

仕事で忙しいお母さんといつも寂しいマキちゃんの様子に切なさがこみあげるシーンもありますが、育まれる信頼と愛情もじんわり伝わるそんな読み物です。
これも片野が時々読み返してしまう涙とユーモアそして夢いっぱいのおすすめ本です❤

いえ、今日はこの本のタイトルがいつも私に夏休みの絵日記を連想させると言いたかったわけで…。
苦手だった低学年の頃の絵日記を思いだしますね。
今なら「アレ、残しておけばよかったな~」と思いますが(笑)

ハイ、まもなく子供たちの夏休みが終わります。

この「ナツヤスミガ、オワル」という言葉の響きは大人になって聞いても心悲しい(うらがなしい)気分をともないますね。

世の学生諸君! 無事、宿題は終えられましたか?
まさか未だあと5日あるから大丈夫さ…なんてこと思ってたりしませんよねっ!

あ~ぁっ、その気持ちがホントによくわかるからコワイ!!
何十年経っていようと16年間学生をやった魂は消えません。。。

私は「お母さん」になっていないので、子供の頃の記憶を思いかえすのみですが、母になった友人がいうのには、自分も親に言われた言葉をそのまま我が子に発していて、フっと身震いするときがあるよ「まさにデジャブなんだ」とのこと。

世のこどもたち、「今」は二度と巡り来ない…そのことに気付くのはずっと先になってから。
だから、よく学び・楽しんでね。

宿題が残っている君は先に遊びすぎたのだからしょうがないね、がんばりたまえ…。
(これは友人宅の末っ子に― おばちゃんからの叱咤激励よ・笑)

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