小さい頃、見たアニメは今も鮮明に覚えています。
戎にとってテレビアニメ、世界名作劇場の「フランダースの犬」は幼心に衝撃的でし
た。
あの貧しいネロが寝たきりの祖父の世話をしながら、老犬パトラッシュと共にミルク配達をする様子はそれだけで悲しくなりました。
そんなどんぞこの生活でも画家になる夢は諦めず、一目見てみたいと願っていた聖母大聖堂のルーベンスの絵画をネロは最期に見る事ができるのですが
悲しい結末に子ども心にやるせなかったのを覚えています。
この「フランダースの犬」、地元ベルギーではそれ程人気があった訳では無く、
日本でここまで有名になったのが不思議だと言う事で、ベルギーではそんな謎の現象を検証する映画まで制作されたそうです。
日本では、苦難に耐える方が共感を得やすい傾向があるのでしょうか。
認知度が高い名作ですよね。
私は、最終回の一話だけ見ても今すぐ泣ける自信があります。
皆さんはどうですか?