12月に入り、すでに会社の忘年会と大掃除を終えてしまった私たち(うちの社員のこと)。
あとは年末28日の棚卸しまでとりこぼすことなく業務をこなしていく・・・
が ん ば り ま し ょ う !
そしてこの時期になりますと、知人のお子様たちへのプレゼントを模索する頃でもあります。
どちらも女の子です。
そろそろ絵本に興味をしめすころかしら?などなど、会っていないので想像しながら取組みます。
今回は自分が好きで購入して書棚にある「リサとガスパール」のシリーズの中のタイトルが<リサのいもうと>という絵本にしようかな・・・。
それとも・・<リサとガスパールのクリスマス>というタイトルがどんぴしゃな絵本のほうがよいかしら?と延々と想像します。
でもずっと前に別の友人にすすめたことがある「リサのいもうと」はなかなか良い絵本です。
新しい家族が増える準備期間。その間にこれまでになかったことと気持ちを経験していくリサの拗ねかたに大人だって切なさを感じます。
今まで持ってもらえたバッグも「自分で持ちなさい」といわれちゃうし、全部自分に向いていた優しい眼差しがまだ会ったこともない、名前もついていない「いもうと」にもっていかれるなんて。
生まれる前から、そして生まれてからも皆の注目を集める「いもうと」の存在。
それはリサにとってはぜんぜんおもしろくないですよねぇ。
色んな作戦を考えます。
生まれたら無視してずっと口をきかないと決めたり、ひどい名前を考えたりっていう幼心に初めて芽生えたかわいいやきもち。
でも生まれた赤ちゃんがリサ自身に似てるといわれたら、気になってこっそり抱き上げてみるとだんだん可愛くなって・・・(笑)
いつのまにか“世界で一番可愛いいもうと”に昇格するまでのリサの気持ちの変化がリアルに描かれた絵本です。
読みかえしてみて、やっぱりプレゼントはこれだっ!と思ったのに、残念ながら売り切れでした。
しおしおと気持ちが萎れていく片野でした(涙一粒)
さあ!もう一度プレゼントを考えなおしましょうぞ! まだ今なら間に合うよねー。