この花はなんでしょう??
また私のモノ知らずをご披露することになりますが、空にそびえ立つ姿をすっごく遠くから見つけて、キレイな花が咲いている・・・でもあんなに背が高いのは妙だっ!!
だって遠近法で考えても目測4mはあるんじゃないか?と疑問。疑問。
根本付近に他の雑草が咲いてて見えないからソノアタリにきっと何か秘密があるはず、と思ってそばまで行ってみたけど、なにもない。
樹木とは呼べないような緑の茎をしているし、でも少し太い、ひまわりよりうんと太いゾ。
花は天を仰ぐような高い高い位置で見事に咲いているんです。
この写真もチビっこの私が横にあった崖のようなところをよじ登りほぼ万歳の姿勢で真上をむいて撮影しているのです。
毎年この道は通っていたのになぜ今まで気付かなかったのか? そのほうが不思議なり。
背のたっかぁ−い花で検索してみた。。。
ふえっぇぇぇ—っていうくらい背の高い花っていろいろあるんですね。
びっくり(とはいえこれほど背が高くなる花は少ないみたい)。
なんと見た目通りの姿にふさわしき<皇帝ダリア>というお名前でした。メキシコが原産地で、英名はツリー・ダリアというこれもまたピッタリな・・・。
そしてこの皇帝になかなかお目にかかれないのには訳がありました。
秋の日が短くなる時期にならないと咲きはじめない・そして背丈が3〜4mにるから強風でポッキリ折れてしまう・寒さに弱いから霜が降ったら一晩で枯れてしまう運命なんだそうです。
だって木じゃないし、茎だもんね・それなのに3メートル以上の高さで20センチにもなる大輪の花を咲かせるのですからそりゃぁ大変だ!
キレイだけど悲しい身分の皇帝です。。。
でもいつか家の庭に咲かせてみたいなぁと思った、魅力的な花でした。
こんな年齢になってもまだまだ知らないことばかりの片野ですが、ということはまだまだ出逢いも待っているということですからネ。
物事勝手によいように考えましょうぞ(笑)