一世を風靡したハリー・ポッターシリーズ。
みなさんはお読みになりましたか?
宮田は全巻読破した後に途中まで読み返したほど好きな作品です。
現在の場面と過去の出来事が重なって描かれているので
二度目に読むと「あぁそうだったんだ」という場面が多々ありました。
今回のシリーズ続編はハリーの息子が主人公です。
お芝居の脚本として描かれたこともあってか
本編ほど話題にならず、それほど期待してはいなかったのですが
これが予想を覆す感動作でした。
ハリーの次男アルバスは父親に良く似た不器用な少年で
あのハリー・ポッターの息子であることを重荷に感じています。
そして父親の姿を知らずに育ったハリーは
どう息子に接していいかわからず苦悩します。
アルバスの冒険を通して父親と息子が
互いの本心に気づき、歩み寄る姿が描かれています。
でも私が感動したところは、
少年時代のハリーにずっと敵対してきたドラコが
結婚して息子を持ったことで本当の愛を知り、
閉ざしていた心を少しずつ開いて
ついにハリー達と友情の絆で結ばれたところです。
少々ネタバレになってしまいましたが、
本編を読まれたことのある方にはぜひ読んでいただきたいです!