こんにちは、片野です。
この厳しい暑さに負けず、甲子園の高校球児諸君も頑張っていますね。
皆さんへ、心から声援をおくります!!
そして今日は8月9日です。長崎も74回目の原爆の日を迎えました。
6日の日と同様に・・・
すべての命が平等に尊きことを知り、語り継ぐこと、風化させぬこと。
大切なことから目をそらさないで・・・心より慰霊の祈りをささげます。
毎年この日を迎えると、子供のころから父が語り部となって話しをしてくれたので、私にとってはまさしく他人事ではありませんでした。
疎開工場で親元を離れて生活し、まだ少年だった父が爆心地から約3キロの三菱の工場にいたにもかかわらず、九死に一生を得たおかげで私へと命がつながったのですから。
父はその後、一緒に助かった友人と別れ、稲佐山の防空壕で二晩お世話になったそうです。父にとっては見知らぬ人びとと助け合いながら過ごし、悲しい現実を目の当たりにした時間でした。
自分は腕にガラスの破片がつきささっただけですんだことが奇跡だったと知ったからです。
長い日数をかけてようやく帰りついた実家では、もう生きていないだろうと嘆き悲しんでいた四男坊が突然目の前に現れ、これも「奇跡」と涙を流したそうです。
父の気持ちを含めてすべて聞けたわけではありませんが、私が受けとめた事実は語り継ぐべきことだと思っています。
さて、語り部をしてくれた父も今は鬼籍に入りましたので、このお盆には亡き母とともに帰ってくるはず。。。
明るくキレイな花が好きだった母のために普段より奮発した花を用意してお盆の飾り付けをします。
このお盆の行事が私は好きです。
故人の命日よりも、両親がちゃんと帰ってきてる・・・感じがするからでしょか(ホラーではありませんよ・笑)
明日10日からシェルブランはお盆休暇を頂戴いたします。
営業開始は19日からになります、皆さま事故などございませんようにお過ごしくださいね。