あっ!今日は2020年02月20日だ!!
ハイ、ごきげんよう、昔から美術館や博物館が大の苦手で芸術というものを理解できない、もしかして感性死んでる小林です。なんということでしょう。
(芸術を愛する人々や関係各位から大変反感を買いそうだわ)
でもでも、美術館に行くとみんな思慮深そうに「ふむ・・・深い!」ってな感じで絵画とか眺めてるもんだから・・・私は本当はよくわからないけどとりあえず空気を読んで
「ワタシゲイジュツワカル。コレハナントスバラシイサクヒンナンダ!」みたいな顔で食い入るように見ているフリをしてきました。
実際脳内では『あ・・・額縁の凹凸にホコリたまっとる・・・』というどうでも良いことばかり考えてしまいます。
このように、全く芸術の楽しみ方を知らない小林のような人に是非オススメしたい漫画がこちらになります!!
何かそれっぽい雰囲気出るかなと思って親の画集コレクションを背景に撮ってみました。
(ちなみに我が親は美術館などによく行く。おかしい・・・何故娘はこうなってしまったのか)
「ギャラリーフェイク」というこちらの作品、ちょっぴり昔の漫画ですが名前だけはなんとな〜く聞いたことがある方もいるはず。(私もそのクチでした)
各話ごとに違う芸術作品を主軸に、事件に巻き込まれつつ色々解決していくというオムニバス形式のストーリーです。(めっちゃサラッと読める!)
主人公のフジタは、日本で「ギャラリーFAKE」という贋作専門の美術館を経営しています。
しかしその裏では盗品などの表で扱うことのできない本物をドえら〜い値段で売るという闇商売をしており、美術界では悪徳画商として有名な人物。
裏社会との繋がりがあるのですが、冷徹な人間というわけではなく、美に対してとことん真摯で、人情に厚く人間らしさも持ち合わせています。
(画商版ブラックジャックみたいな感じかも?)
そんな彼は元・ニューヨークメトロポリタン美術館の凄腕キュレーター。
(キュレーターというのは学芸員と似て非なるもので、博物館・美術館などの展覧会の企画・構成・運営などをつかさどる専門職。また、一般に管理責任者・・・らしい)
天才的な複製・修復技術を持っていることからプロフェッサー・フジタとして有名でしたが、とあるきっかけで退職した過去を持ちます。
う〜ん、ミステリアスな主人公いいですね!
本作中で取り扱っているのは西洋絵画だけでなく仏教美術や日本画、骨董や彫刻など多岐に渡っており、漫画を通して様々な芸術の見方や来歴、知識のさわりをポリっとかじることができるかと思います。
ひょんなことから(無理やり)助手になったサラちゃんとのほんわか恋愛模様や、様々な人間関係も絡んで退屈しません!
とてもシンプルにまとまっていてストーリーに集中しやすいので、是非一度お手に取ってみてくださいね!
ちなみにこちらが初登場時のフジタ↓
ん?
こ、この男・・・ちくわをくわえている・・・。
タバコなのですが、私にはどうしてもちくわにしか見えませんでした。すまん。
まあこのフジタは・・・ね。あの、・・・まだ最初の絵なんで!
巻数が進むにつれて絵が小慣れてきてちゃんとイケオジになりますので!!
そ し て ・・・
兵庫県立美術館にて「ゴッホ展」開催中でございます!
(上記漫画ギャラリーフェイクでは第2話にゴッホの「ひまわり」が取り扱われています)
期間は3/29(日)まで!
是非足を運んでみてはいかがでしょうか!