はじめまして?!おいなりさんへ

昨日で「えべっさん」も終わりましたね、不穏な鼻水がとまらないので外出を控えた片野ですが、
「商売繁盛で笹持って来いっ!」のお囃子(おはやし)を聞かないとちょっと寂しい気がしました。
こんなふうにお正月のあとは行事ごとが流れるように通過していくことを私は知っている…。
うん、間違いない! 気が付けば次はおそらくゴールデンウィークだよ(うわぁっ)

20180112-1

さて話はお正月に戻りますが、今年の初詣は京都の「伏見稲荷大社」へ。
私は人生初の伏見稲荷だったのか?! 長く生きているのでわからなくなりました(笑)
「ココハ、モシカシタラハジメテカモシレナイ...アレ?ヤッパリ来タコトアルカナ??」と自問自答しながら、JR稲荷駅前の目が覚めるような大鳥居をくぐり人混みにのまれてまいりました。
混雑の中での撮影は禁止だよね、ごめんなさい — 写真のゆがみ、ご容赦くださいまし。

20180112-2

「伏見稲荷大社」は、おいなりさんと親しみをこめてよびます。
皆さんご存じだと思いますが、関西ではいなり寿司も「おいなりさん」とよびますよね。
そういえば大学に入学して間も無い頃、「おいなりさん...食べる?」と関東出身の友人に尋ね、
会話がかみ合わなかった事が。。。
彼女は伏見稲荷大社がおいなりさんと呼ばれていることは知っていたので、お参りに行こうか?と誘われたと思ったそうです。
「食べる?」も私の発音が悪くて聞き取れなかったようで…(笑)

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全国に約3万社あるといわれる稲荷神社の総本社である、ここ伏見稲荷大社の稲荷大神様のお使い(眷族)は“きつね”とされています。
なので、お稲荷さんには 狛犬ではなく狛狐があらせられます。
くわえている物には稲穂、鍵、玉、巻き物があり、私がちゃんと写真に撮れた楼門の左右に鎮座された眷属さまは鍵と玉をくわえてました。どちらも凛々しく超美男狐です!
わたくしは鍵を咥えられた眷属さまにひとめぼれしたかも…。

写真は撮れなかったのですが、金色の稲穂をくわえている狛狐(金色は油揚げに見えたっ!)は第一鳥居の前、巻き物をくわえた狛狐は社務所のそばにおられます。
おいなりさん、またいつか初詣ではなくゆっくり参拝したいな〜と思いました 心から!

※ちなみに稲穂は五穀豊穣・巻き物は知恵・玉と鍵は、陽と陰、天と地を示すものだそうです。

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