ぶきっちょ金継ぎワークショップ

ごきげんよう、最近毎日のように某「人をダメにするクッション」でダメになっている小林です。
気圧の変化が激しくてついていけない・・・帰宅し四肢を投げ出しクッションに引っ掛かるその姿はしなびたはんぺんのごとし。
インスタ萎え間違いなしですね!

さて、タイトルのお話に入ります。
前々からわたくしの母が「金継ぎ」というものに興味を持っておりました。
金継ぎとは、割れたりヒビの入った器を金属粉などで継いで修復させる日本の伝統技!
傷も品物の歴史として受け入れ、さらに新しい価値を与えられる技術だそう。
壊れたらポイッではなく直して復活させる・・・物を大切に扱うことはてもすばらしいことですよね。
これはぜひ母を連れて体験に行ってみたいと小林も興味を持ち、先日金継ぎワークショップなるものに行ってまいりました。

友 人 と (母どこ行った)

本当に偶然「おい小林ィ!金継ぎ行こーぜ!!!」とお誘いがあったので・・・特に金継ぎのことを話していたわけではなかったのでタイミングの良さにびっくり。
裏切りの娘を許せ母・・・と思いながら先んじて参加させていただきました。

金継ぎの先生は「この道50年じゃ」なTHE職人のおじいちゃん・・・ではなくまさかの若い男前な方で、まずは作業工程を一通り説明してくださいました。
「先生かっこよくて目の保養だし作業工程も思ってたより簡単そうやな!!ワッハッハ!!」などとと思えていたのも最初だけ・・・いざ作業を始めるとそれどころではないのであった。
今回の金継ぎではたくさん用意されたガラスやタイル、陶器といった様々な素材の破片の中から好きな破片をいくつか選んで自由に組み合わせるというもの。
ここで優柔不断さが大いに発揮され、これでもないあれでもないと誰よりも長く破片選びに時間を費やしてしまいました。
そしていざ作業へ移行するも、接着剤で手がべたべたになってしまい全ての破片が己の手にくっつくという惨状。
破片と自分を継いでどうする。
ガラスには接着剤による指紋痕がペタペタと残ってしまいました・・・何ということでしょう、悪用されてしまう!!
と、そんなこんなでおぼつかない手つきと余裕のなさ全開でなんとか出来上がったはじめての作品がこちらになります。

・・・・ンなぁにコレェ?????

いやでも悪くはない・・・悪く、は・・わ・・・ヮァ・・・ウワアアァ(泣きながら走り去る小林)
写真は重ねて置いて撮影したせいで謎のオブジェのようですが、テトリスの長いやつみたいな青いものとどこかの地図みたいな形をしたガラスの2個作りました。(謎のオブジェに変わりない)
本当ならもっと細くてシュッとした銀色のラインが走っている予定だったのですが・・・何故こんな太ましい線になってしまったのか。
ちなみに金継ぎというからには金属粉の色はゴールドしかないものと思っていたのですが、ゴールド2種とシルバーがありました。
好きな色を選んで良いということで、どれも素敵な色味だったのですが小林は大好きなシルバーを選びました。

キーホルダーやブローチにもできますよ〜と言われましたが「エッ身につけるんですか?これを!?」と不恰好な自分の作品を見て断念。結局棚の端っこで転がることとなりました。(一応飾ってる)
まあ初めてなのでこんなもんでしょう、ね!私!!と強引に己を慰めてみましたが、一緒に受講した友人や他の受講者のセンス光る丁寧な作品を見て膝から崩れ落ちる小林。
なぜ皆さんそんなにお上手なのでしょうか?
・・・さては初心者じゃないな!?経歴詐称だ!!!※全員ちゃんと初心者

このように己の不器用さに打ちのめされながらも、とっっても素敵な体験ができたと思います。
久しく忘れていた高揚感・・・やはり物を作るのは楽しいですね。
(出来栄えはともかく)ワクワクと達成感に満たされたワークショップでした!

次はぜひ母と一緒に金継ぎリベンジしたいと思います!今度こそ上手くいきますように・・・!

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