猛暑の夜・セミは眠らない

こんにちは片野です。

今日、広島は74回目の原爆の日を迎えました。
すべての命が平等に尊きことを知り、語り継ぐこと、風化させぬこと。
大切なことから目をそらさないで・・・心より慰霊の祈りをささげます。

さて子供たちの夏休みもすでに2週間が過ぎましたね。
梅雨明けから続いた猛暑のおかげか今年の夏は夜12時を過ぎても鳴き続けるセミたちが続出!!
君 た ち  夜 も 眠 ら ず 鳴 い て 大 丈 夫 か ? 

ただでさえ地上に出たら七日間の切ない命と伺うのに、夜は翌日に鳴くためにも休んで体力温存しないと・・・と心配しておりました。
でも昨夜は久々にセミが鳴いていないことに気付き、家人と「少し気温が下がったのかな」と話した瞬間に「キリキリキリキリ・・・」と哀愁漂うひぐらしの声が響きわたりました。
ひぐらしが鳴くのは様々な条件がある、と聞いたことがあります。
なんとなく夏の終わりのような涼しげな気分にさせてくれたけど、まだまだ暑さは続きますので油断召されるな。

20190806

今朝も蝉の鳴き声が大音量で聞こえ、木々に目を凝らしてみたら、羽化したばかりと思われるクマゼミが縦に並んでとまっていました。
上のほうが大きいから少し先輩かな?
こんなに近くで生きているセミをじっくり見たのは久しぶり。
セミが手で捕まえられなくなった・・・ドキドキした・・・笑

そういえば、小学生時代の夏休みは母方の伯母家族が住む和歌山で、自然に溶け込むような楽しい時間を過ごしたものです。
伯母の家は小さなお寺で、裏にはお墓があり(古いお墓は土葬だったのよぉ― ひゅードロドロー )、チビッコたちにとって益々怖さが倍増する深夜の静けさは不思議・不思議な時間だった。
日中、本堂前のサクラの木にビッシリ根元までとまって鳴いていたセミがまるで姿を消したかのような夜、「セミ鳴かへんから、夜コワイわ」と云うと、「セミの寿命と・休ませてあげなきゃ・・・」みたいなことを伯母から教わりましたね。

我々従兄妹一同がワサワサと滞在して伯母や伯父と寺の住職を務めるじっちゃんにとても可愛がってもらったあの夏の日々、ほんとは少々、心霊的なコワイこともあるあるでしたが、それを超える楽しきことも多かったと懐かしく思いだされます。
現代のチビッコたちも楽しい夏休みの思い出ができますように!
残りの時間がんばれぇ~❤

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