こんにちは、片野です。
昨日のニュ-スで作家の田辺聖子さんが6月6日に91歳の生涯を終えられたことを知り、非常に残念な思いでいっぱいになりました。
大好きな作家さんの訃報を聞くたびに同じような気持ちになります。
気分を上げたいとき、うーんと前向きになりたいとき、しょうがないやんと思いたいとき、笑いたいとき、田辺聖子さんの本を手にとっていました。
軽妙な言葉のやりとりが哀しい場面でも心が救われるような気がしました。
そして古典的教養の高い先生の古典文学は私のような庶民にもとてもわかりやすく伝わる文体で綴られ、途中で投げ出さず読める素敵な作品です。
ただ、私は未だすべての田辺作品を読んでおりません。
御主人がモデルになった「カモカのおっちゃん」のシリーズは有名ですね、なぜかこれも全部は読んでいない・・・。
いつか読むつもりでいた作品も含めてこれから名残惜しみながら読ませていただきたく思います。
田辺聖子さんの口癖だった 「 ま い に ち ば ら い ろ 」
色紙にもよくかかれた言葉です。
(バラ色といえばローズとかピンクのイメージですが、片野が大好きなバラの色はクリームイエローなので・・・。)
とにかく、毎日バラ色だと思って過ごす。
この心得は見習わせていただきたい!
そしてもうひとつは夫婦円満に至る究極の言葉としておっしゃった関西弁の「そやな」。
会話のなかで相手の声を肯定する「そうやね」のひと言があれば按配よく運ぶよという有難いお話しを残されています。
まさしくそうです!ホントに「そやな」は大事です❤
この言葉通りに生きて素晴らしい人生を過ごされた田辺聖子さんのご冥福を心からお祈り致します!!