究極のサービス

こんにちは、かたのです。
2週間に一度は足を運ぶ図書館。
知らない作家さんだったり、手をださなかった分野でも最近は借りるようになりました。
だから、たまにはーーーハズレの日もありますよ。

でもお正月の長期の休みにそんな事態がおこらなくてもいいのに・・・。
はりきって借りた5冊のうちの4冊までもが、楽しめなかったり、なぜだかわからんけど私のささやかな感性にあいませんでした。
あぁ、やらかしました...非常に悲しかった、ふぅっ。

しかし、天は救いを残して下さった・・・残りの1冊。
そんな悲しみを救ってくれたのがこれです!

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こちらは以前、タイトル「トッカン」シリーズや「ポスドク」という小説をこのブログでご案内した同じ作家さんの作品です。

ラジオの本を紹介するコーナーで初めて知った高殿円さんですが、借りて「大当たり」連発の作家です。
ハズレはございません! (あくまでもkatano個人の感想ですーーー笑)

「上流階級 富久丸(ふくまる)百貨店外商部」のシリーズ2作目。
年末にこれを見つけて小躍りした私です。
なんせ1作目が面白くて(これも昨年読みました)、でもなんとなく続きはないのかなーと勝手に思っていたのでとっても嬉しかった!

高殿さんの小説の魅力のひとつには、彼女が兵庫県神戸市の出身なので他の小説でも私たちが知っている地域が舞台になっており、とても物語に馴染んでいきやすいのです。

少々ネタバラになりますが、この小説の主人公は百貨店の外商に勤めるバツイチ・独身・製菓の専門学校卒業後、バイトからのたたきあげで今のポジションについています。
仕事ができて、仕事が好きで、それが生きがいのような彼女のスバラシイ仕事ぶりとそのまわりをとりまく背景は芦屋というセレブな街に住まうお客さまと、わけありセレブ男子の年下の同僚と奮闘する。。。まっ、闘う女性外商員の物語です。

お客様からのあらゆる要望に応える百貨店の外商部の世界、究極のサービス凄いです!

前作も引き込まれっぱなしの私でしたが、ほんと痛快なおすすめの1冊です。
ご興味のあるかたはぜひ読んでみてください❤

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