花だより みをつくし料理帖 特別巻

20181120

休日に、たった1輪だけ突然咲いた花。。。今咲く時期でしたっけ?!
あ~っお義母さんにもらったんだけど・・・季節にあった花が咲いてこその<花だより>。
何の花か調べねばなりませんぞ・・・。

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さてちょうどこの<花だより>というタイトルがついた高田郁さんの「花だより みをつくし料理帖 特別巻」のご案内を。
<みをつくし料理帖>にご興味ない方も少しだけおつきあい下さいませ(笑)

先日も申しましたが本を増やさないので買わない努力をしているけれどもこの本は特別・・・と片野が心待ちにしていた物語。
9月のある日、新刊が並べられてる平台に<待望の みをつくし料理帖のその後!>とあって「うわぁ―でたんだ・・・!!」とそのまま数ページ立ち読みしてから迷わずそのままレジにむかった私です。(これって最終巻がでた時と同じパターン・買って読まずにはおられんちゅう事です)

宮田さんと私が幾度か取り上げたことのある「みをつくし料理帖」そのシリーズ最終巻~天の梯~がでてから早や3年、いや4年ですね。
登場人物ひとりひとりのその後をいつか書いて発刊してくださると、高田郁さんがお約束してくださった言葉を信じてホントに待っておりました!

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少々省いたストーリーですが・・・
大坂で大洪水にあい天涯孤独となった少女・澪が料理屋にひきとられ、そこでの縁がその当時では珍しかった女性が江戸で料理人になるという道を選び、まわりの人々の人生をも切り開いていく。
とにかく人と人との出会い、血の繋がりなどなくとも互いに家族のように労りあい繋がっていく縁の物語なのです。
今回は最終巻で大坂にもどった澪と源斉の暮らしがどうなったのか・・・江戸に残された人々は・・・思わず会いたかったよ~と本を抱きしめる私。
そしてここでも続く澪の「雲外蒼天」の運命~自然とこぼれる涙と晴れやかな気持ちが残る感動の特別編でした。

前にも申しましたが、人をおもいやる心が倍増します!
全巻読んで欲しい!!と人におすすめできる本です❤
私ももう一度「八朔の雪・1巻」から読み直したい・・・あ―っやっぱりお重箱買っとけばよかったかしらと思いますね(苦笑)

※お重箱とは ― 最終巻がでたとき全巻が入ったお重箱のようなBOXも発売されたのです。かたのはずっと1巻から9巻まで図書館で借りて読んでいたのだから最終巻の「天の梯」を買う際いっそのことお重箱を買えば今のこの後悔はなかったのにね―。

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