「神戸ゆかりの美術館」にて萩尾望都原画展開催中!

20171006

またまたブログ写真が「本」で恐縮です!...でも必要なのでお許しくださいね!

「神戸ゆかりの美術館」をご存じですか?
10年前に神戸ファッション美術館内に併設された美術館なのです。
普段は名称の通り神戸で育まれた芸術文化を紹介する作品の展示が主なものですが、今こちらで少女漫画界の神様といわれる萩尾望都先生の原画展が開催されています。

昨日の朝、たまたまテレビのスイッチをいれたら萩尾先生の作品が画面一杯に映しだされていて、「え—、これどこでやってるの〜?」と思いながら、それぞれの作品のエピソードなどご本人が語られているのを短時間でしたが夢中で拝見しました。
そして画面の右上片隅にあった文字を読み取ると、なんと「神戸ゆかりの美術館」とあるではありませんか。
知らなかった(遅っ!)、もう9月から始まっていたなんて…。

でも11月5日までだから間に合う!! ここなら見にいけるっ!と喜んでおります♪

写真の漫画「11人いる!」は、彼女の初のSFとミステリーを見事に調和させた傑作で1976年の作品です。
(第21回小学館漫画賞を『ポーの一族』と、この『11人いる!』で受賞して、人気漫画家としての地位を確立された!とウィキペディアにあります。)
個性豊かな様々な星出身のキャラクター達が限られた空間の中でサバイバルな状況を乗り越えていく…オモシロカッタです。
非常に畏れ多いことですが、私はこの文庫本を1999年に購入して読むまで萩尾望都世界に足を踏み入れたことがなかったので「20年以上も前にこんな素敵な漫画があったなんて…」と感動したのを思いだします。
なので最近、色々古い本を処分しつつある片野ですが、この文庫本だけは手元に置いています。

テレビでおっしゃっておられましたが、「11人いる!」を描いておられた当時、とても忙しいのにアシスタントさんもいなかったので、ある方がヘルプしてくださったそうです。
それがなんと松本零士先生!
それなので宇宙船内部の操縦メカがよ—く見ると、宇宙戦艦ヤマト?!なんてね(笑)驚きますよねぇ、この休みにもう一度ぜひ細部も含めて読みなおしたいと思っていま−す!

コメントは受け付けていません。