知らない世界に導かれる・・・読書は楽しいな

休日に車の中でラジオを聞いていたら時々出会う「本の紹介」のコーナーがあります。
わたくし片野自身も本好きだとは思うのですが、なんせ世間が狭いので読む本の分野に偏りがあり新聞の「話題の新作」というのもすぐに飛びつけず、だいぶ経ってから手にとったりします。

でも、この休みの日のラジオで紹介される小説はなんていうのでしょうか?! 
(この人の声だからなのかな? )
「あっ、読みたい!」って思わせてくれるのです。
ネタバレしない上手な案内で、なんとか手にいれて読みたいというワクワク感を導いてくれます。

ここで紹介された本をこれまで何度か読んで後悔はありませんでした。。。

そこで少し前に紹介された本のタイトル「ポスドク」が面白かったので、みごと!その作家さんのファンになってしまった片野です。

20180406

で、この本は神戸市出身の作家、高殿 円さんが書かれた「トッカン」シリーズの第3巻め。
税務署の特別徴収部門に所属する特別国税徴収官のおはなしです。
我々ももちろん国民の三大義務のひとつである「納税」をちゃんとしていますが、でもちょっと詳しいことはいまいちわかっていないじゃないか—ということでこのトッカンを読んで、税にたいする興味が膨らんだ片野です。

なぜ今まで高殿さんの本を手にとらなかったんだろう、このシリーズもずいぶん前に発行されています。
遅がけてで恐縮ですが、私のお気に入り作家さんに加わっていただきました(笑)

「ポスドク」は大学で博士号の取得後、期間の限られた研究に従事する博士研究員、私たちの目でみれば畏れ多いほど勉強をされた主人公が大学で臨時教員という立場におかれ、なおかつ姉が置き去りにした息子を育て夢をかなえたいのに様々な状況においこまれる物語です。平凡な私の脳の引出しに新たな真実を刻み、びっくりもさせてくれる内容でした.
これもシリーズなので面白く読ませていただきました。
皆さん、ぜひ面白かった本があったら教えてください、くわずぎらいは直しますので・・・。

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