花色の記憶、金魚草の想い出

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こんにちは、片野です。
園芸店で鉢植えの花を見ていると、これも欲しい...あれも欲しい...と欲がでてしまうのですが、まだ結婚したばかりの頃これで失敗したことを思いだします。
実家がマンション住まいだったため、ベランダで父親がプランターや植木鉢で花や柚子の木や様々なものを育てていました。
私の結婚後の新居には小さな庭があり、遊びにきた父を驚かせたいと思いつくままに小さなポットで結構たくさんの花を買って植えてみたのです。花が揃って咲いているときに父に見せたかったのにちょっと予定がずれて...ようやく立ち寄ってくれたときには哀れな花畑に。。。家でなにもしていなかった私は枯れた花を取り除くことも知らず、結局「可哀想に、摘み取ってあげへんから次のツボミがちゃんと咲けないでしょう」と植物愛が足らん!と結婚後初の叱られるはめにー (笑)

その頃まだ家人は庭仕事に全く無関心で、今覚えばあの小庭は私の天下だった!!

ひき続き色々植えてみたものの、2年程住んで引っ越しをする際、一番きれいに庭で咲き誇っていたのはピンクの金魚草のみでした。
そしてこの花は私が植えたものではないっ!という驚きの事実。庭の端っこでいつのまにか自然に咲いたものだったのです...。 
園芸コーナーで、たおやかに咲いている金魚草より数倍大きくて見たことないような色濃いピンク。

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丁度この写真の一番手前に咲いてるコスモスのような濃いピンクだったのです。
別れがたくて、一株だけ大きな植木鉢に移して一緒にお引っ越ししたのですが、マンションのベランダ生活は環境があわなかったのか仲間と別れたのが寂しかったのか、残念ながら枯れてしまいました(涙)

あの庭に残してきた金魚草は今でも毎年咲いているのかな...この時期のコスモスでよく似た色をみかけるとつい想いだします。

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